おはなし・ほんのひろば」カテゴリーアーカイブ

子どもゆめ基金助成事業 子どもと本をむすぶためにー大人向け講演と体験・交流

 『見えない見えにくい子どもの読書支援-子どもと多媒体の本をむすぶ』

全4回 大人向け講演と体験・交流  1回だけの参加も可能  参加費無料

第1回 5月17日(日)  「子どもたちが読みを自分のものとする道すじ」その1
第2回  6月 7日(日)      〃               その2
午前10時半~12時半 大人向けのお話(家族、ボランティア、図書館、学校関係者など)
午後 1時~ 午後3時  子どもたちもいっしょに、実際に機器を使う。質疑応答など。

 講師 : 元大阪府立視覚支援学校 松下幹夫先生

松下先生は、盲学校で長年、多くの子どもの指導をされてきました。従来の基本的な学びと共に先進的な機器や資料、アプリに至るまでの豊富な手立てで、一人一人の子どもの指導してこられました。

第3回 7月5(日) 「一人ひとりに合った本をつくり、子どもたちに本の喜びを」
午前10時半~12時半大人向けのお話(家族、ボランティア、図書館、学校関係者など)
午後 1時~ 3時 子どもたちも一緒に、実際の資料を見せていただき、質疑応答など。

講師 : 元横浜市立盲特別支援学校図書館  石井みどり先生

石井先生の図書館作りは、「一人ひとりの読書を支える学校図書館」編集工房にも紹介されています。子ども一人一人に向き合った本つくり。600名のボランティアの活動。 点字図書(点字だけの点字図書、手で読む絵本、「点図絵本(挿絵を点図で表したもの)、拡大図書(ボランティアの手作りの拡大文字の本、市販されている大活字本、iPadの電子書籍) 録音図書(CD図書、DAISY図書、マルチメディアDAISY図書など)、音の出る絵本や、しかけ絵本、DVDなどの、蔵書。その他の設備の充実。HPをみてください。HP http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/ss/yokomou/school/tosho/index.html
さまざま条件の子どもに、ていねいに向き合って、本との出会いと喜びを目指し日々活躍中です。
どんな子どもたちに会えるのかと、楽しみして来阪されます。

第4回 9月6日(日) 「これからの読書の可能性―電子書籍とは」

講師:植村 要氏(立命館大学/専門研究員) 「電子書籍普及に伴う読書アクセシビリティの総合的研究」http://r-iris.jp/  読書のバリアフリー化を見すえ電子書籍の「あるべき姿」を提言していく研究機構

電子書籍の出版が、子どもたちの今後の読書環境をよくする可能性についてお話しして頂きます。

植村要さんのプロフィール  「1968年生まれ。1975年にスティーブンス・ジョンソン症候群で失明。岐阜県立岐阜盲学校を卒業後、病院リハビリ勤務。その後、花園大学社会福祉学部、立命館大学大学院先端総合学術研究科を終了。2014年4月から立命館グローバル・イノベーション研究機構に専門研究員として勤務し、電子書籍や電子図書館を中心に、文字情報への視覚障碍者のアクセシビリティを確保する体制整備について研究している。」

子どもたちは、午前中、別室で、「おはなし・ほんのひろば」をひらきます。
お問合せ  田中  090-4642-5662  wanpaku.jyakushi@gmail.com